佐倉ラベンダーランド@千葉県佐倉市

6月末日、千葉県佐倉市の小高い丘に広がるラベンダー畑へ。
香りに包まれる静かな空間のなかで、風景と時間を少しだけ立ち止まらせるような午後でした。
売店までの道すがら、視線と空気の変化を写真でたどってみます。


紫の入口──佐倉ラベンダーランドに着いた

平日の昼前、女子大駅から畑の道を抜けてたどり着いた佐倉ラベンダーランド。
看板とチェロが迎えてくれる風景は、静かな中にも「ここから何かが始まる」感じがありました。


ラベンダーに包まれる一歩目

数歩進むと、畑の空気が一気に変わります。
紫の色が風に揺れて、足元から香りが立ち上がるような感覚。
スマートフォンの画面では伝えきれないけれど、風と土と光の具合が「香りを撮る」ことを許してくれた気がします。


畑のなかから、向こうの気配を眺める

香りに浸りながら少し顔を上げると、向こうに売店と木陰のスペースが見えました。
賑わいというより、“静かな居場所”がぽつんと浮かんでいる感じで──
ラベンダーの海の中で、遠くの生活の音がゆっくり溶け込んでいるような時間でした。


紫の向こうに、黄色が立ち上がる

畑の奥へ進むと、視界の端に黄色の花が見えてきます。
ひまわりがぽつぽつと咲きそろい始めていて、紫の波のなかに夏の始まりがふんわり現れていました。
香りの密度の中に、少し陽射しの強さが立ち上がってくる──色の転調を感じた瞬間です。


咲き終わりのポピーが教えてくれる時間の流れ

畑のさらに奥に目を向けると、ポピー畑が見えました。
見頃は少し過ぎていたようで、花びらが柔らかく透けるように揺れていました。
同じ場所の中で、ピークの時間がそれぞれずれて進んでいく──そんな植物たちのリズムに、少し心がほどけた気がします。


風景の中心にある建物へ──ラベンダー畑の奥行き

紫の列をなぞるように進むと、遠くに茶屋のような建物が見えてきました。
畑の中心に置かれているその佇まいは、香りと空のなかにやさしく馴染んでいて、
「もう少しこの時間の中にいたい」と思わせてくれる静かな焦点でした。


香りと暑さを冷やす、ラベンダーソフトクリーム

売店ではラベンダーソフトが販売されていて、迷わず手に取りました。
自転車で走り回って、歩いてたどり着いた身体には、冷たい一口がご褒美みたいで──
香りがしっかり立ちながらも優しい甘さ。紫の花と風をそのまま味にしたような味でした。
平日にもかかわらず列ができていて、「みんな香りの続きを味わいたいんだな」と思った昼下がりでした。


おわりに

入口で迎えられて、香りに包まれ、色と時間の交錯の中を歩いた佐倉ラベンダーランド。
写真と文章でどこまで伝えられるか分からないけれど、
「ここには確かに、静かだけれど濃い空気があった」と記録に残しておきたいと思いました。

実際に行った6月末から日が開いてしまいました。ラベンダー祭は7/13(日)が最終日ですが、公式インスタグラムによると、ラベンダー見頃はまだ続きそうです。ひまわりの見頃も近づくと思います。足を運んでみてください。

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こうした穏やかな風景がこれからも続いていくように、少しだけ関わるという選択肢もいいなと思います。

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この返礼品に含まれるラベンダーオイルがラベンダーランドの製品を使っているかは不明ですが、製造地に佐倉市が含まれているようです。

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