5月の江戸川フラワーライン【2025】@松戸市江戸川河川敷
上葛飾橋近くの江戸川河川敷は、普段は広い草地が続く静かな空間です。
春の終わり頃~初夏になると、土手の近くに赤いポピーが広がり、少しだけ風景の色が変わります。
江戸川フラワーラインといっても、河川敷全体が花畑になっているわけではありません。
普段は広い草地と空が続き、ときどき野球場や散歩道が現れる程度です。
この日は空が高く、風も強かったです。
刈られた草地の向こうに木立が並び、都市の近くとは思えないほど広く感じます。
私は実のところ、ポピー畑そのものより、こういう何気ない河川敷の風景の方に気に入っています。
上葛飾橋の近くまで歩くと、河川敷に赤いポピーが広がっています。
巨大な道路橋の下に、季節限定の花畑が現れます。
かつて有料道路でもあった首都圏の交通インフラの足元に、こういう風景が残っているのが面白いと感じています。
観光地の花畑というより、河川敷の一部に列をなして花が咲いている感じです。
整いすぎていないところが、むしろ江戸川らしくて好きです。
ポピー畑の向こうには、東京スカイツリーも小さく見えています。
河川敷に立っていると自然の中にいる気分になりますが、実際には巨大都市圏の縁にいます。
ヨシ原の向こうに都市の輪郭がかすかに見える感じは、江戸川ならではの風景かもしれなませんね。
河川敷の北東側にあたる土手の方を見ると、まだ南中に至っていない昼の月が見えました。
ポピーの間から月を見上げる写真と、クサフジだろうと思われる紫の花と月の写真を撮っています。風が吹くたびに花が揺れ、昼の月だけが静かに残っていました。
5月上旬ではまだまだ開ききっていないポピーのつぼみも多く、河川敷の春は少しずつ進んでいる途中でした。
ポピー畑の周囲には、クサフジらしい半分野草のような植物も混ざっていて、手入れされた花畑と河川敷本来の植生が共存しています。
例年5月下旬にイベントがあるようです。このころにはポピーも満開になっていることでしょう。
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